【2018年2月+583.3pips】バンコク在住のアスリート系専業トレーダーTさんの月間成績 2018.03.23 とりあえずブログランキングのクリックをよろしく! 2018年2月度の成績 11勝 34敗 勝率 24.4% 合計 +583.6pips 平均利益幅 +80.5pips 平均損切幅 -8.9pips 損益比率 9.1:1 2017年11月11日(土)~12日(日)にコンサルを受講したTさんの月間成績を発表する。 Tさんはコンサル受講後に過去一年分の検証をして、2018年1月から実弾トレードをスタートしたわけだが、連続して2018年2月も見事に最低ラインの月間+500pipsをクリアした。 特に最終日の2/28(水)はAUDJPY、EURJPY、GBPUSDで見事なエントリーからスイングに持ち込み、この日にエントリーしたポジションとして+266.5pipsの利益を叩き出している。素晴らしいトレード内容だった。 SkypeでTさんと話したら、 『ずいぶんと負けたイメージしかないですが、終わってみればちゃんと利益が出てるんですよね。不思議な感覚です。』 確かに、勝率が2割台だと相当な連敗もあるだろうし、負けたイメージが強くなるはず。それでも収支がプラスになるのが損益比率の力。とは言っても逃した利益チャンスはかなりあるし、Tさんにはまだまだ伸びシロがある。 そして、 『利益チャンスを逃さないように、自分のトラックレコードだけでなく、もう一度過去検証をやり直しています。』 とも言っていた。 俺『過去検証は大事だと思いますか?』 Tさん『大事ですね、やらないと絶対に勝てないと思います。』 一度でも実弾トレードを経験すると、過去検証の重要性を痛感するものだ。ルールを理解して覚え、ルール違反のトレードをしなくなっても、エントリーチャンスに気付かないことがある。その見逃したエントリーチャンスが爆益になることがよくある。こうなると本当に勿体ないことをしたと、自責の念に囚われることになる。何とも思わないトレーダーもいるだろうが。 損益比率の高いトレードを目指すと実損よりも機会損失の方がダメージが大きい。実損(損切り)っていうのは実際に損するから金が減る。でも機会損失(絶好のエントリーチャンスを見逃して本来得られていたであろう爆益を逃すこと)っていうのは実際に金が減るものではない。それを理由に機会損失をしても『まぁ、しょうがないな!』と深く考えないトレーダーは多いのではないか? ハッキリさせておこう。成績が伸びない原因の大部分は機会損失にある。機会損失に悩むトレーダーは、なぜ絶好のエントリーチャンスを見逃したのか理由を検証すべきだ。俺は毎週末、2週間前に自分がエントリーしたトラックレコードをチャートに起こして検証している。この作業を何年も続けている。でも本当に検証しなければならないのは機会損失となったエントリーチャンスだ。俺は見逃したエントリーチャンスまで検証している。 だいたい機会損失の原因は2つに集約できる。 (B)ビビり (Y)よそ見 (B)っていうのは、その名の通りビビってエントリーできなかったケース。ヒット寸前のIFDを解除したってのも立派な(B)だ。特に(B)による機会損失というのは手法の確率を理解していない、または手法の精通度が足りない証拠だ。ただ(B)では少なくともエントリーチャンスに気付いている。 問題は(Y)だ。(Y)っていうのは、テレビを見ていたとか、ネットサーフィンしていたとかによる、よそ見だ。なぜよそ見をしていたのだろうか?だいだい不注意によってチャンスの見逃しが起きる。風呂に入っていたとか、キッチンで料理をしていたとか、トイレに行っていたとか、いろいろ理由があるはず。または眠気によって集中力が低下していたのかもしれない。きちんとチャートを分析していれば、事前にエントリーチャンスに気付くはず。全くエントリーチャンスに気付くことができないということは、検証量が足りなくて微かなエントリーサインの理解度が足りない可能性が高い。それは単純にトレーニング(検証)不足だ。 そうは言っても、過去に俺もよそ見をして絶好のエントリーチャンスを逃しまくったことがある。その原因は、トレード中にパソコンで映画を観ていたからだった。今はトレード中に絶対に映画を観ない。YouTubeも観ない。パソコンとモニターの台数を増やし、全銘柄を一目で分析できるようにした。ゼニにもならない娯楽に走っていては専業トレーダーとして生きていけない。音楽くらいは聴くかな。視線さえチャートに向いていれば良い。 だから自分のトラックレコードを検証する際、もっとも重要視されなければならないのは(B)と(Y)の検証だ。なぜ自分が機会損失を引き起こしたのか、自らの深層心理にアクセスして改善策を立てなければならない。(B)と(Y)に全てエントリーしていたら、全体の統計結果はどうなっていたのか、そこまで検証しなければならない。それが理論的確率になる。理論的確率と自分のトレード結果(経験的確率)を見比べた時、如何に機会損失が勿体ないことかが分かるだろう。 向上心の強いトレーダーは(B)と(Y)の存在に気付き、極限まで機会損失を排除しなければならない。とはいうものの、俺だって毎月数回は機会損失を引き起こしている。機会損失のない完璧な一ヶ月など経験したことがない。大きく勝った月でさえ、必ず反省すべき機会損失がある。 勝って兜の緒を締めよ 調子の良い時ほど気を引き締め、決して有頂天になってはならない。相場の前では自分など無力な存在だと謙虚な気持ちを持って、常に自分をアップデートしなければならない。一ヶ月間のトレードを検証すれば、改善すべきポイントなどたくさんあるはずだから。本気で専業トレーダーという職業に向き合うようになると、平日だけではなく、土日だってやることがたくさんあるはずだ。 専業トレーダーの自由っていうのは、好き勝手に遊んで暮らすことではない。誰にも指示されることなく、自分で決めることができる自由を意味する。ここを勘違いした食えない【自称:専業トレーダー】も多いと思うぞ。 今現在、俺のコンサル受講後に過去検証をやっている諸君。俺はかなり厳しい添削をするよな、平気でやり直しさせるよな。でもな、最初の段階で正しい検証ができるようにならないと、そのまま進めても意味がないんだ。今は強制的に俺にやらされている気持ちを持っているかもしれない。ゲキを飛ばされ、俺を敬遠している者もいるかもしれない。でもな、止まっている過去チャートでエントリーポイントを理解できないと、実弾のリアルトレードでは全く歯が立たないゾ。 今のうちに、リアルトレードのつもりでしっかり過去検証しておくことをおススメする。真剣に過去検証をやってエントリーポイントを見つけることができるようになれば、実弾リアルトレードでそれなりの結果が出てくる。俺に言われて仕方なく気の抜けた検証をやった者、全く検証をしない者は絶対に実弾トレードで結果が出ない。 今は検証に便利なツールをコンサルティングで配布している。その昔、まだ俺が手法を構築するために検証を進めていたころ。今のような便利ツールは無かった。ほんの少しだけ逆指値の置き方を変えただけで、過去3年分の9銘柄の過去検証をやり直したもんだ。これを3回くらいやり直したよ。あれは気が狂いそうだった。でもそのお陰で今の売買手法が完成し、理論的確率を理解できるようになった。 俺から言わせれば、便利ツールを使った9銘柄過去一年分の検証なんてチョロいもんだ。ここでツマづいていたら実戦は無理だ。例えていえば、トレーニングもせずにオリンピックに出場するようなもの。 検証の必要性を理解したら、意外と検証って楽しいって感じてくる。利益チャンスを理解できるようになると脳内がマヒして勝ち組トレーダーになったような気分になるはずだ。そして年単位の統計結果を見た時、確信に変わる。それからようやく実弾トレードをやるべきなんだ。 エントリーチャンスが分からない、未だにルール違反のエントリーやチキン利食いをする。 これはトレーニングが足りない証拠だ。 チャートを見る数が足りない。 努力不足はそのまま実戦の結果に反映される。 勝てるようになった専業トレーダーですら基本の過去検証を大切にしている。 今現在、勝てないと悩んでネットで勝てる方法を検索する暇があったら、チャートに噛り付いて検証してみろ。 多くのヘタレ達は、努力もせずに売買手法が勝たせてくれると思っている。 勝てるトレーダーは、売買手法を習得する難しさを知っている。知れば知るほど、自分の弱さや無知を知ることになる。だから永遠に学び続け、自分を鍛え続けなければならない。それが嫌なら、さっさとトレーダーなんて辞めてしまえばいい。 負け犬に情けは必要ない。 怠け者はカモになるだけだ。 もともとアスリートのTさんは、コツコツと積み上げていく大切さを知っている。 大きな結果は小さな努力の積み重ね。 相場ですから良いことも悪いこともありますが、これからもコツコツ頑張ってください。 2018年の年間成績 21勝 64敗 勝率 24.7% 合計 +1,156.2pips 平均利益幅 +82.0pips 平均損切幅 -8.9pips 損益比率 9.3:1 ここから先はコンサルティング受講生のみ閲覧可能なページです。1ヶ月間の全トレード内容を限定公開しています。ただし、トレード詳細のダウンロード有効期限は本日より1週間となります。 オンラインFXコンサルティング パスワードを入力 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it コンサル生の月間成績 コメント: 0 2018年3月2日(金)のトレード前の記事 【実戦デビュー!2018年2月+731.…次の記事
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