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実弾トレードができるようになったコンサル生も増えてきたので、これからは毎月の成績上位3名を紹介したいと思う。俺の独断で彼らのことをThree wolvesと称し、更なる飛躍に期待したいと思う。2019年2月は難しい相場だったので、この成績でも十分な実力を発揮していると言える。
本来、トレードっていうのはローソク足を要注意深く見て、他のトレーダーの動向や心理を先読みし、駆け引きに勝つことによって利益を得られるもの。それなのに、正解を導くのはインジケーターだと妄信する素人が多い。インジケータとはローソク足が確定することによって生成されるもの。つまりインジケータを基準にチャートを見ていると、どうしてもローソク足の値動きよりも反応するタイミングが遅くなってしまう傾向がある。
今現在、結果が出なくて悩んでいる諸君。今回紹介するWolvesの勝率を見たほうがいい。決して世間一般でいう常勝トレーダーと呼べるような勝率ではない。でもこれで良いんだ。優位性のある局面であれば、結果がどうなろうがエントリーしておく。結果に対して一喜一憂しない。高い期待値(又は高い損益比率)が見込める局面なら損する覚悟を持ってエントリーするしかない。
確実に勝てるエントリーポイント、安心できるエントリーポイント。そんなものを求めるならサラリーマンをやったほうがいい!そんな思考ではトレードでメシを食っていくことすらできない。ド素人からすれば怖くて入れない場所がプロのエントリーポイントになる。優位性があるなら勝とうが負けようがお構いなしにエントリーする。それで負けたとしても四の五を言わず結果を受け入れる。
これがトレーダーという職業だ。
今回のThree wolvesは全員、2019.2.28(第5週の木曜日)のEURJPYで2重IFDもしくは一発勝負の深い逆指値で見事にエントリーして利益を抜き取っている。あの場面で浅い逆指値だけでとりあえず〈レートを追いかけて当てにいくようなエントリー〉をした人や2つ目の深いIFDをビビって解除した人は損切りだけで終わっています。これは、明らかに実力の差と言えます。
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【2019年2月 +561.8pips】アスリート系トレーダー、Tさん
コンサル受講日:2017年11月11日(土)~12日(日)
2019年2月度の成績
5勝 11敗 勝率 31.3% 合計 +561.8pips
平均利益幅 +129.1pips
平均損切幅 -7.6pips
損益比率 16.9:1
破産確率 0%
2019年1月の約半分は正月休みを取っていたTさん。2月はフルにトレードしたようで流石の成績。エントリーに更にキレが出て去年より含み益の伸ばし方が明らかに上手くなっているので損益比率が大幅に改善されている。破産確率は文句なしのゼロパーセント。このままのスタイルでトレードを繰り返すと、理論上は間違いなく資金が大幅に増えていく。Tさんは会社経営もされていて週末は出張も多いようですが、すっかりFXと会社経営が両立している様子。2018年は今までのトレード人生の中で最高の結果だったと言ってくれましたが、2019年は徐々にロット数を上げて、いずれは10Lots(100万通貨)で安定した成績を残すことが目標だそうです。でも実力さえあればロット数を上げても関係ない。Tさんならすぐに10Lots(100万通貨)で安定した成績を残すことでしょう。今後も楽しみにしています。
2019年の年間成績
7勝 16敗 勝率 30.4% 合計 +832.2pips
平均利益幅 +135.7pips
平均損切幅 -7.3pips
損益比率 18.5:1
【2019年2月 +394.7pips】不屈の若獅子、Kくん
コンサル受講日:2017年9月2日(土)~3日(日)
2019年2月度の成績
6勝 27敗 勝率 18.2% 合計 +394.7pips
平均利益幅 +105.5pips
平均損切幅 -8.8pips
損益比率 11.9:1
常に成績上位をキープしているKくん。2018年は専業として年間を通してトレードに没頭した。コンサルを受けた当時に比べると今では軍資金が数倍に膨れ上がっており、毎月の利益は中小企業の社長並みになってきた。でも彼の収入は複利の波に乗っているので今はまだ序の口。先日も個人の確定申告を済ませたようだが、2019年は節税と将来の資産管理のためにも法人化して、ちゃんと税理士を付けることをおススメしておいた。Kくんが望む望まないに関わらず、彼はFXを通して社長になるべき人物だと俺は思っている。FXで利益を出したらちゃんと納税して、誰の風下にも立たず、負い目なく生きて欲しいと俺は願っている。その先に、やりたいことが自由にできる人生が待っている。
2019年の年間成績
21勝 69敗 勝率 23.3% 合計 +1,221.7pips
平均利益幅 +88.1pips
平均損切幅 -9.1pips
損益比率 9.7:1
【2019年2月 +382.3pips】上場企業の脱サラ系専業トレーダー、Yくん
コンサル受講日:2017年10月7日(土)~8日(日)
2019年2月度の成績
8勝 18敗 勝率 30.8% 合計 +382.3pips
平均利益幅 +67.7pips
平均損切幅 -8.8pips
損益比率 7.7:1
俺のコンサルを受けた時は上場企業のサラリーマンだったYくん。実は2018年6月から脱サラして専業化した。彼は記憶力が良く、売買ルールの呑み込みがとても早かった。兼業時代はルール違反もなく順調に成績を伸ばしていた。俺が唯一、『会社なんか辞めて専業になったほうが稼げるだろうな』と思った人物だ。しかし、実際に専業になったとたんYくんは勝てなくなった。プレシャーで精神的に追い込まれ、絶好のチャンスだと分かっていてもエントリーできなくなったんだ。当たり前だけど、サラリーマン時代は毎月安定した所得があった。でも脱サラした瞬間に安定した所得が断たれ、自分の実力だけで稼いでいかなければならない。俺も十数年前に脱サラして起業した経験があるので気持ちが良くわかる。飼い犬暮らしから野良犬暮らしに切り替わる瞬間っていうのは、とんでもなく不安なものだ。飼い犬暮らし(サラリーマン時代)には会社の同僚や上司を小バカにし、自分ならもっと上手く社会を渡って行けると思い上がり、勘違いしていたんだ。でも今は自分の甘さを知り、弱さを受け入れ、謙虚な気持ちを持つようになった。そして少しづつ、成績が良くなってきている。基本的にYくんはエントリーは上手い。エントリー恐怖症を克服し、一発ですべてをひっくり返そうと含み益に期待せず適切な利食いさえできれば自信が蘇る。そうすれば専業としてやっていけよ。専業トレーダーのプレッシャーっていうのは、専業になってみないと誰にも理解できない。Yくん、乗り越えろ。これは通過儀礼のようなものだ。俺だって経験した。あとはプレッシャーに慣れるかどうかだ。そのうちプレッシャーがなきゃ燃えない体になるぞ。
2019年の年間成績
12勝 51敗 勝率 19.0% 合計 +372.8pips
平均利益幅 +65.3pips
平均損切幅 -8.1pips
損益比率 8.1:1
イチロー、勇退
昔、イチロー選手のプレーを見たくてロスのアナハイムスタジアムまで行ったことがある。まだ松井選手がエンゼルスにいたころで、2人が同じグラウンドでプレーするのを見ることができた。俺は野球では自分の未来を拓くことができないと悟り、高校3年の夏で野球を辞めたけど、FXだけは人生の全てを賭けて打ち込む価値があると確信している。確かに金はもっと欲しい。でもそれ以上に、もっともっとトレードが上手くなりたい。
たったひとつでも良いので、心底打ち込める何かがあるっていうのは本当に幸せなこと。それが野球だろうが、FXだろうが、何でもいい。心底打ち込めるから壁に向かって行ける。何かに挑戦しようとすると必ず高い壁にぶち当たる。それを乗り越えられるかどうかは、強いハートで心底打ち込めるかどうかじゃないかな。
自分がイチロー選手と同い年(1973年生まれ)であることは恥ずかしくて言いたくないが、本当に凄い選手でした。長い現役生活、本当にお疲れさまでした。あなたを見習って、私は死ぬまで現役トレーダーであり続けたいと思います。
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