2017年10月21日(土)~22日(日)のコンサルティング終了

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今回は都内在住の男性FXトレーダーだ。専業トレーダーになるために今年の春に脱サラし、今はネットビジネスを運営しながら、俺のコンサルを機にFX中心で生きていく覚悟を固めているそうだ。事前にパスワードを渡しているので、しっかりと予習をしてきていた。お陰でコンサルはスムーズに進んだ。手法に関してはほぼ理解してケアンズに来ていたので、環境認識について理解を深めたかったそうだ。

コンサル会場の廊下

コンサル会場の置き物

コンサルティングルーム入り口

コンサルティングルームセッティング完了

コンサル生専用デスク

自作FXパソコン、ストライカー

今までは小手先のインジケータを使った高勝率を謳う様々な教材に手を出し、高勝率を再現できなかった。2:1、いや1:1の損益比率さえ実現できなかった。意地になってナンピンし、塩漬けした。購入した教材は確実に勝てる手法のはずなのに、全く勝てない。教材のルール通りに取引したかどうかも分からない。そして検証のやり方も分からない。今までやった検証はチャート上をマウスでなぞるだけ。統計を取り、手法の理論的確率を取ったこともない。だからその売買ルールを使い続けたらどうなるのかわからないので自信を失い、エントリーすることができなくなっていく。

YくんはFXで多くの過ちや失敗を犯した。それはつまり、トレードでやってはいけないことを既に学んでいる。そこに気付いたからこそ、俺に辿り着いたのかもしれない。コンサル中に軽くテストをしてみたが、ちゃんと逆指値を引けていたよ。決断も早く、パソコン操作も上手かった。検証の大切さも分かっている。FXに全時間を注ぐことができる状態を作ってから俺に会いに来た。本気の人はコンサル前から準備が整っている。

順張りも逆張りも撃てるようになって初めて、年間を通して利益を上げられるトレーダーになれる。短期的には順張りのつもりであっても、更に上の次元で逆張りの概念が成立していなければマーケットから利益を抜き取ることができない。自分目線ではなく、他のトレーダーになったつもりでチャートを見立てなければならない。

大衆心理はインジケータではなく、ローソク足から読み取るものだ。俺の手法を覚える前に、まずは大衆心理を利用することを理解しような。だって相場は『売り買い』だから。仮にマーケット参加者全員が『買い手』、または『売り手』の場合、売買は成立しない。『買い手』が取引を成立させるには、必ず『売り手』の存在が必要になる。お米を買いたくても、お米が売られてなきゃ買えないよな。相場もそれと同じ。この当たり前のことを胸に刻むべきだ。

ところで、トレーダーにとって最もやってはいけないことって何だ?

それは、大損だ。
破産であり、退場だ。

一発で総資金の30%以上を失うようなトレードをするのは下手クソというか、トレードなどやってはいけないレベルだ。相場というのは『私は初心者です!』と前置きすれば手加減され、許されるような世界ではない。アンタのキャリアに関係なく、弱者は根こそぎ奪い取られる世界だ。

根こそぎを奪い取られないようするには、売買ルールが必要となる。売買ルールを自前で構築できないなら、他人から期待値がプラスになる売買ルールを教えてもらうしかない。その自己投資ができないと言うなら、売買ルールもなく自分の思うようにトレードしてみればいい。どうせタネを飛ばすだけだ。

FXのトレード経験が浅い者は、

自分なら大きな失敗をするはずがないと思っている
自分ならFXで大金持ちになれると思っている
自分ならFXで自由に生きられると思っている
自分なら何とかなると思っている

まるで、

自分なら、長生きできて、健康であるのが当然で、何でもできると思っている二十歳(ハタチ)のガキと同じだ。トレーダーと名乗るだけでキラキラした自分を想像するのだろう。

まぁ、そう遠くない将来には相場の洗礼を受けることになるのだがな。相場というものは、もっとドス黒く、簡単にアナタの希望を奪い去り、徹底的に弱者を痛めつける。アンタが地面に両手両膝をついて突っ伏しても、誰一人同情などしない。そういう世界だ。

Yくん、君は既に相場の洗礼を受けたよな。痛い目に遭い、金を失う恐怖に怯えたよな。相場に甘い夢を見る『メローちゃん』を卒業したよな。中途半端な覚悟でやっていけるような世界ではないと分かったよな。

それでいい、そこからが本当のスタートだ。
最初はボコボコにやられる。
次にオトシマエをつける。
そうやって這い上がって行くしかない世界だ。

水商売だよ、専業トレーダーなんて。社会的信用などない。歌手や俳優、プロアスリートやプロのアーティストと同じだ。タイムカードを押せば済む世界でない。結果を出さなければ、勝ち続けなければ、容赦なく打ちのめされる世界だ。ただ、ここから這い上がって行くプロセスが素敵だ。見栄やプライドを捨て、素っ裸の自分で勝負を挑む過程が素敵なんだ。

君はそれを分かっていて専業トレーダーの道を選んだ。
『ようこそ、こっち側の世界へ』だ。
俺は歓迎するよ。性根(しょうね)を入れて気張りんさいや。

コンサル後にシーフードレストランでディナー

ガーリックプローン

愛フィレ💗

俺がトレードする時はいつだって、まずは守りを固めてから攻撃する。防御なくして攻撃などあり得ない。その代わり、いったん守りを固めたら全力で総攻撃を仕掛ける。ネットで繋がった向こう側にいる世界中のヘタレトレーダーから根こそぎを奪い取るつもりで複数のポジションを同時多発エントリーし、または追撃も仕掛ける。自分のポジションに含み益が乗って思惑方向に大きく伸びて、自分と反対ポジションを保有するトレーダーが悲鳴を上げて投げ出す時が、俺の利食いのタイミングだ。

でも、こういう感覚を持つようになるまでに何年も掛かった。月足や週足、日足などの大局を見てようやく意味が分かるようになってきた。俺は大局の相場観を読むことを環境認識と呼んでいる。売買ルールとは別の話だ。もし、この環境認識を明確な文章に落とし込んで定型化できるなら売買ルールになるだろう。でも環境認識だけは定型化できなかった。相場は生ものだ。同じ相場など2度とない。

環境認識を例えて言うと、漁師が海に出て潮を読むのと似ているかもしれない。潮の向き、色、速さ、風向き、そして海鳥。そこには言葉で言い表せないが五感で感じる何かがある。

俺の昔の趣味は大物釣りだった。遊漁船では飽き足らず、沖縄の南大東島まで出向いて現地の組合長やマグロ漁師と交渉し、一般の釣り人では絶対に行けない禁断の大東島パヤオ(浮礁)で釣りをやった。釣り道具や仕掛けは自前で用意するが、肝心の釣り場には漁師の協力を得るしかなかった。

知らない人も多いと思うので南大東島について簡単に説明する。南大東島は沖縄県でも観光客がほとんど来ない絶海の孤島だ。もともとは海底火山の隆起によって生まれた島で、島全体が石灰岩で覆われていて砂浜がない。だから観光客が来ないのだろう。パプアニューギニア辺りにあった海底火山が海底プレートのゆがみで6000万年かけて日本近海に移動してきたという特殊な島だ。島の周囲は真っ黒に風化した石灰岩に囲まれ、とにかく強烈に厳ついインパクトのある島だ。沖縄県民ですら大東島が何処にあるのか知らない者もいたほどだ。(那覇・松山のスナックで飲んだ時、そこの店の子たちは大東島を知らなかった)

水深1500mの大東島パヤオ。コバルトブルーの澄んだ潮と風を読み、魚探とソナーを使ってマグロの群れの行方を探る。漁師が手を挙げたら仕掛け投入の合図だ。活きムロアジの仕掛けを入れたらすぐにヒットした。強烈なマグロの突っ込み。マグロとの一対一の力勝負。マグロは必死だよ、釣られたら殺されるんだから。そして俺が釣り上げたのは50gを超えるキハダマグロだった。

大物釣りをするには、ちゃんとした釣り道具が必要になる。釣竿1本18万円、リール1個15~60万円、ロッドキーパー12万円。でもどんなに立派な釣り道具を用意しても、魚がいるところ、魚が釣れるところに自分が出向かなきゃ釣れやしない。魚が釣れるのは何処かを探る行為が、漁師が行う『潮を読む』ってことだ。

俺が大物釣師だった時代

大東島のパヤオにて。この頃から分かっていた。どんなに立派な釣具を用意したって、魚がいるところに行かないとデカい魚は釣れない。

那覇⇔南大東島間を結ぶプロペラ機

今思えば、FXの売買ルールは釣竿やリールのようなもんだ。釣具はいろいろなメーカーから、いろんな種類の商品が発売されている。ある特定の釣具でなければ魚が釣れないってことはない。釣具選びは、あくまで釣り人の好みだ。FXの売買ルールも同じ。これでなきゃ絶対に勝てない!っていう手法なんてない。売買ルールなんて、トレーダーの数だけ存在すると言ってもいい。ただどんな売買ルールでも機能する時としない時がある。自分の売買ルールが相場と合わなければ利益を上げることなどできないのだから、エントリーを控えるか最小限の損失で抑えるように努めなければならない。

漁師が『潮を読む』のと同じように、トレーダーも大局の相場環境を認識し、その相場に合致する売買ルールでエントリーを仕込んでいく。これが正しい売買ルールの使い方だ。売買ルールが勝たせてくれるのではない。売買ルールが相場と合っているかどうかだ。ボラがあって多少のトレンドさえあればどんな売買ルールでも稼げる。

だから大雑把に言ってしまえば売買ルールなんて何でもいい。

カラスが鳴いたら『順張り』
雨が降ったら『逆張り』
サイコロを振って偶数なら『買い』
コイントスして裏なら『売り』

勝てるかどうかは知らないが、何も売買ルールがないよりはマシかもしれない。統計を取れば本当に機能するかもしれないしな。もちろん俺の売買ルールはそんな適当なものではないが、決して『聖杯』ではない。全くボラのないレンジ相場になればさすがに利益を抜けない。そんな時は大人しくしているのが一番だ。毎日平均的に利益を抜き取ろうとする必要はない。値動きのある時に根こそぎ稼いで、それまでの損切り分を穴埋めして利益を残すようにすればいい。

コンサル2日目 過去検証の様子

コンサル2日目 過去検証の様子

サラリーマン的な思考のトレーダーは、毎日平均的に20pipsや40pipsの利益を抜き取ろうとする。それに日数を掛けて月間収支の皮算用をする。違うんだよ、トレーダーってのは保証された固定給を貰えるような仕事ではない。奪える時に、可能な限りの根こそぎを奪うのがトレードだ。そこに平均的な思考は必要ない。ズバ抜けて上だけを目指せばいい。そのためにはノートレの日があっていいし、小さな損切りだけで終わる日もあっていい。

大事なことは、感情に左右されず、期待値がプラスになる一貫した売買ルールを使い続けることができるかどうかだ。個々のトレード結果に一喜一憂せず、淡々とエントリーできるかどうかだ。

損益比率が高い売買ルールであれば、実損より機会損失の方が遥かに大きい。つまり、数回の損切りでメソメソするような情弱トレーダーになるなってことだ。エントリーすることに怯えるような感情の奴隷になるな!ってことだ。FXに夢や希望を持ち込まず、目の前の現実に対して機械的に反応するだけでいい。それがトレーダーってもんだ。

今日、俺はYくんに売買ルールを授けた。それを上手に使いこなせるようにするためのプロセスも伝えた。あとは君がやるべきことやるかどうかだ。そして更に学ぶべきことはたくさんある。実弾トレードをやれるレベルになれば、自分自身を見つめ直し、知る必要がある。どんな時に躊躇し、弱気になり、心臓の脈が速くなるのか、客観的に自分を分析しなければならない。結局は経験を積むしかないのだが、相場に臆病になっていると経験を積むことができない。

そのために必要なのは客観的に取ったデータと、それを統計化、数値化した上での確率的な思考だ。短期的な結果としての運・不運は、結局実力ではない。実力的には勝ったつもりでいたのに、期待値的にはチャラ程度で、ただ単にツイていただけだということが、残酷なまでに正直に分かることがある。逆に大きく負けて自分のトレードに自信が無くなった時に、実際は単に不運だっただけということが理解できることもある。

勝っているから上手いとは限らず
負けているから下手とは限らない

この現実を理解できるようになった時、君はひと回り成長したトレーダーになれるだろう。

俺なんて、今までに何千回損切りしてきたことか。損切りした金額は恐らくサラリーマンの平均生涯所得を超えるだろう。それでもまだ現役のFXトレーダーだ。ボコボコに打ちのめされてパンチドランカーのように痛みを感じなくなった時、本質的に覚醒するもんさ。こういうことだ、トレーダーとは。

相場に夢や希望、願いを持ち込むのは、二十歳(ハタチ)のガキと同じ。

この先の道は長く険しい。『頑張れよ』って励ましてやりたいが、最近はそんな言葉すら陳腐に思えるようになってきた。

だから俺から言えるのは、

能書きを垂れず、性根(しょうね)を入れろ
ワンショットの集中力を極限まで高めろ
そのワンショットに対して完全なる自己責任を持て
中途半端なトレードをするな
そして価格を追いかけるな
自分の間合いに価格を引き寄せてから仕掛けろ

プロのトレーダーになると決めたよな
だったらトレードに感情など持ち込んではいけない
夢や希望、恐れや不安、そんな感情はマイナスに作用するだけだ

努力は必ず報われる
もし報われない努力があるとすれば
それはまだ努力が足りないだけだ

人間なら誰しも間違う?
それは素人の言い訳だ
高いプロ意識を持って自分を人間だと思うな
今この瞬間の相場は2度とない
強烈な集中力を持って相場に臨むべし

コンサル後の打ち上げはマリーナ沿いのステーキハウスにて

コンサル後の打ち上げはマリーナ沿いのステーキハウスにて

カジノ内のBAR

カジノ内のBAR

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