2017年7月15日(土)~16日(日)のコンサルティング終了 2017.07.16 さ、今週のコンサルティングが終わったところだ。今回は広島在住の専業FXトレーダー。女性だよ。 俺に出会うまで、いろんなセミナーを受けたり教材を買ったりしてFXを勉強してきたので、俺の使うインジケータのシンプルさには驚いたと思う。コンサル前の金曜日に、一緒にパームコーブのカフェに行ったんだ。そこで俺なりのFXについての考えを話した。 人口密度の高い日本は世界最高水準のネットインフラを構築した。そして、手数料無料・極狭スプレッドを謳う呑み業者が乱立している。この環境ならスキャルピングし易いよな。FXのような勝負事で利益を上げるには損小利大を実現するしかない。トレード本には必ず書いてある内容のはず。そしてFXトレーダーならみんな知ってるはず。 でも考えてみてくれ。損小利大を実現するには損益比率を高めなきゃならんよな。なのに、なぜ日本のスキャルパーは高勝率を狙うんだ?勝率が8割とか9割だったとして損益比率2:1みたいなトレードをしてんだろ?ヘタすりゃ損益比率1:1なトレーダーも多いらしいじゃないか。マイナス10-20pipsのリスクを取ってわざわざ20-30pipsの利幅を狙うようなトレードなんて、俺には理解できない。 おかしくね、これって。ちょっとでも連敗すると一気に収支がマイナスになるはずだ。こんなトレードを続けてすんなりエントリーできるもんかね? あともう一つ不思議でたまらないことがある。ほぼ全員と言っていいほど、俺のコンサルを受けた直後のトレーダー達が初期段階で犯していること。俺はコンサルでルールに合致していても失敗となりやすいケースを説明している。でも、やっぱりみんな、そういう場所でエントリーしているんだ。何度も説明して、少しずつ分かってきているんだが。 それは、『短期的にトレンドが出ている場所』。ある意味、仕方のないことかもしれない。トレード本や他人のFXブログには、『トレンドが出ている場面を狙いなさい』と謳われているから。でもさ、トレンドが出てるってことは既に他のトレーダーがたっぷりと含み益を出したポジションを持っているってことだよな。彼らがポジションを決済したら、深いノイズや反転が起こりやすくなる。だからエントリーした瞬間に逆に動くんだよ。言われてみれば当たり前の話なはず。 俺から言わせれば、『短期的にトレンドが出ている場所』でエントリーを狙うのは遅すぎるし、上手く含み益が乗っても想定利幅が小さい、旨味がないんだ。短期的にトレンドがない場所から仕掛けるから美味しんだ。トレンドが発生した時は既にポジションを保有していて、利食いの準備をしなければならない。 基本的にエントリーは値動きの無い時を狙う。これが損小利大を実現する秘訣だよ。ヘタレな素人が怖くてエントリーできないところ、それがプロのエントリーポイントだよ。 Mさん、この意味を理解し実践できるようになったら、アナタのトレード成績は大幅に改善する。ちゃんと手法のバックテストを自分でやってみて、納得してから実弾トレードに踏み切ってください。この2日間のコンサルはスタートであって、これからはいつでも連絡してくれればいいよ。 今夜はお気に入りのレストランを予約しているので、嫁さんとも合流して美味いもん食って美味いワインでも飲もう。 以下のページには、コンサルティング中に収録した動画を保存しています。 個別の認証パスワードを入力してご覧ください。 オンラインFXコンサルティング パスワードを入力 Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it FXパーソナルコンサルティング コメント: 0 2017年6月23日(金)のトレード前の記事 2017年6月26日(月)のトレード次の記事
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