2018年3月3日(土)~4日(日)のコンサルティング終了 2018.03.4 とりあえずブログランキングのクリックをよろしく! 今週のコンサルティングが終わった。今回はコンサル史上最年少の21歳、埼玉県からきたYくんだ。 過去に高勝率を謳うスキャルピングのトレード塾に入門するも、損切りが続いたことに自分自身が崩壊し、ルール無用のデタラメトレードを繰り返し相場から退場した経験があるという。最近ビットコインに手を出して運良く種銭になるくらいの利益を出したそうで、俺のFXコンサルティングを受けることにしたそうだ。 ここからは、まともな過去検証をして売買ルールを完璧に記憶していることを前提として書いてみる。 売買ルールを覚えれば相場で勝てるのか? 残念ながらそうはいかない。 ルール通りにトレードを実行する為には、トレーダーなら誰しも心の問題という壁を経験しなければならない。 Giant Killingという手法は数年前に俺が気が狂うほど検証を重ね、統計を取り、更に逆指値の置き方に工夫を凝らして完成した。誰の為でもなく、俺が自分の為に作ったにも関わらず、当初はルール通りトレードすることができなかった。エントリーに躊躇して絶好のチャンスを逃したり、連敗後にようやく含み益を出したポジションの利食いが早すぎて、せっかくの大利を逃してしまう傾向があった。 大局の相場から大衆心理を読み取り、きちんと環境認識できていればもっと保有して大利を狙う場面だったにも関わらず、直近の損切りに意識が向いてしまい、ポジションを保有することができなかった。 これは今でもたまにあるけどねΣ(-᷅_-᷄๑) オフィス近くのCafeでランチ オフィス近くのCafeでランチ 損益比率の高い売買手法でトレーダーが最もやってはいけないこと。 それは、 エントリーに躊躇してチャンスに飛び込まないこと。 エントリーチャンスに気付いて玉を仕込むタイミングが近くなるにつれて、 ナゼかソワソワしたり、不安や恐怖心を感じることがある。 彼らの言い分はこうだ。 目の前のエントリーチャンスで利益を出せるかどうか分からない。 どの逆指値が機能するか分からない。 俺から言わせれば、 分からないものを分かろうとするから苦しくなるのではないか? 上手くやろうとするから苦しくなるのではないか? 分かろうとしたり、 上手くやろうとせず、 まず自分自身にこう問い掛けてみてはどうか。 『今まで数百、数千という検証をやってきて、このチャートの形に似た相場を何度も見てきた。この相場で損しても自分を許せるか?』 もし損した自分を許せるなら、つまり完全にリスクを受け入れたなら挑戦してみるべきだ。 受け入れたリスクはリスクではなく、チャンスだ。失敗するかもしれないが、成功する可能性だってある。多少連敗しても損切りを小さく抑えるなら、利幅の大きな利食いで取り返せる。チャンス(受け入れたリスク)に飛び込まなければ失敗はないが、絶対に成功はない。どんなに考えたって、目の前の相場で利益を出せるかどうかなんて分からない。分からないことを分かろうとするから潜在意識が疲れてくる。 いいか、潜在意識っていうのは見つかるまで答えを探し続けるという性質がある。答えの出ない質問をするから潜在意識、つまりメンタルが疲れるんだ。 そしてチャンスにビビってエントリーできなくなっていく。 見つからない答えを探す必要はない 上手くやろうとする必要もない 『この相場で損して自分を許せるか?』 これならYesかNoで答えが出るだろう。 Yesなら挑戦すればいいし、 Noなら何もしなければいい。 2日目の検証の様子 中途半端なエントリーはすんな。 負けても一片の悔いが残らないエントリーを繰り返せ。 10年以上相場を張ってきたが、俺だって絶対に上手くいく相場に出会ったことがない。 『これは鉄板だろう』なんて思ってエントリーしたらだいたい轢かされる。 『こんな相場が上手くいくもんか分からんが、ルールだし仕方ないからやってみるか!』と開き直ったエントリーが不思議と爆益を産んできた。 受け入れたリスクはチャンスだ。アンタの脳裏に浮かぶ不安や恐怖は現実のものではなく、幻想に過ぎない。俺の経験上、事前に想定して受け入れていれば最悪の事態は殆ど起こらない。 何も想定せず、準備をしてないから最悪の事態になるもんだ。 失敗を受け入れろ 損することを受け入れろ リスクとチャンスは表裏一体 いや、リスクこそがチャンスだ これを理解することこそが、アンタがトレーダーであり続ける唯一の秘訣だ。理解できないのであれば、名も無きアンタが名も無きまま相場から退場するだけだ。トレーダーは失敗と共存共栄の関係にある。身銭を切って失敗から学び、改善しろ。 本質的に売買手法が勝たせてくれるのではなく、考え方が勝負を分けるもの。勝てる手法なんて世界中にゴロゴロあるはずだが、仮に俺の手法が世界最高だとする(そんなことは絶対にあり得ないが!)。でもルール通りにトレードしなければ勝てるはずがない。ヘタレトレーダーのほとんどが売買ルールを守っていないはず。 売買ルールを守るっていうことは、口で言うほど簡単なことではない。 そもそもルールを覚えきれない者もいるし、 感情に流されてルールを守れない者もいる。 正確な過去検証ができるようにならないと実戦では通用しない だから、俺はコンサル生全員を成功させることなどできない。 俺が見ているのはトレーダーの熱意やヤル気の言葉ではない。やるべきことを実際にやるかどうか、それだけだ。 物心が付いて、ずっと食うか食われるかのグレーゾーンで生きてきた。 だから俺は人の言葉を鵜呑みにはしない。 信用したフリをしてやってるだけだ。 俺のポジションで為替相場を動かすことなどできないから、いつだって騙される覚悟で相場と向き合っていく。 やられてベソをかいて逃げるか、心の奥底にある闘争本能を出して向かって行くか、自分次第だ。 相場にあるのは安全な道ではなく、ケモノ道だ。獲物になるくらいなら、俺は迷わずケモノになることを選ぶ。 今じゃブログを書くようになったが、人から好かれようとは思わないし、人気を取ろうとも思わない。 人からどう思われようが俺にとってはどうでもいいことなので、俺の言葉をオブラートに包んだりはしない。ストレートにモノを言う。 やるのかやらないのか 好きか嫌いか 良いか悪いか 正しいか間違っているか それをはっきりさせないと気が済まない性分だから相場道に惹かれたんだろう。人生を賭けても極めることができないと分かっているから、相場にのめり込んだのだろう。 小手先のテクニックに惑わされず、チャート向こう側にいる世界中のトレーダーが考えていることを考えろ。どうせ相場観の鈍いアンタの考えでは勝てないだろう。だったら他のトレーダーがどう動いてくるか?ってことだけに意識を集中してごらん。そのほうがよっぽどいい結果が出るぞ。 男を磨くにも、 女を磨くにも、 相場っていうのは世界最高の鍛錬場だと思うぞ。 強者のみ生き残る世界だ。 弱者は食われて退場するだけだ。 絶対に検証で手を抜いてはならない Yくん、あえて厳しいことを言うが、年齢は成人だがキミの中身はまだまだ子供だ。 キレイな世界で育ててもらって、 キレイごとを吐き、 まるでキレイな世界しか見たことがないようだ。 いいか、世の中はお前に合わせてくれやしない。 お前が世の中に合わせなきゃならない。 男なんだから、もっと汚れろ、汗を流せ。 誰かが施しを与えてくれることを当たり前だと思うな。 血を吐くくらい一つのことに没頭してみろ! 安全地帯でぶら下がって生きるのではなく、 まずは自立しろ。 そこからがスタートだ。 今のままじゃ、箱入りのボクちゃんだぞ。 そんなんじゃ、タフな相場道では生き残れない。 トラのように強い男になってから、 金を稼げるようになりたいと言ってみろ。 いいか、本当にFXで稼げるようになりたいなら、今までの人生で一番頑張りました!、努力しました!って自信を持って言えるくらい打ち込んでみろ。努力もせず、いろんなことから逃げてきた人生だろう。簡単に金を稼げるからFXをやろうと思っているのなら、お前は甘すぎる。 検証をやった感じは、今の状態では実戦で全く通用しない。日本に戻ったらチャートに噛り付いて真剣に検証をやるんだぞ。 トレードに限らず、どの分野においてもスキルを習得するには 学習 ⇒ 実行 ⇒ 改善 のサイクルを辿らなければならない。 コンサルタントの俺が介入するのは『学習』と『改善』だけだ。 『実行』は自分自身でやらなければならない。 Do it! 失敗やミスはあるだろうが、 とにかくやれ! ちょっと説教気味に厳しいことを言いまくったので、コンサル後のディナーはちょっといい店で美味いもん食べような。 最近お気に入りの水槽付のレストラン まずはビールから 前菜として注文したAussie Beef のカルパッチョが激ウマだった。ホタテも美味い💗 Blacked South Angus fillet 以下のページには、コンサルティング中に収録した動画を保存しています。 個別の認証パスワードを入力してご覧ください。 オンラインFXコンサルティング パスワードを入力 Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it FXパーソナルコンサルティング コメント: 0 2018年2月9日(金)のトレード前の記事 2018年2月12日(月)のトレード次の記事
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