2019年1月12日(土)~13日(日)のコンサルティング終了 2019.01.13 とりあえずブログランキングのクリックをよろしく! 今週のコンサルティングが終わった。 今回のコンサル生は、今は横浜市在住の会社員Tくん(32歳)。ちょうどギリシャショックが起きた日にFXをスタートし、ビギナーズラックでそこそこ資金を増やした(増えてしまった?)そうだ。懐かしいねぇ、ギリシャショック。確か2010年のGW最終日だったかな、EURJPYが一晩で12円くらい下落したっけな。 しかし、その後のTくんはというと、ビギナーズラックを実力と勘違いしたのだろうか、チビリチビリとカンナで削られるように資金を溶かしてゆく。初心者にありがちだけどな… およそ8年くらいのFX歴があり、ある期間は相関関係を利用した月極のFXスクールにも加入したそうだが、結果を出せていない。理論上の利食い+30~50pips、損切り-10pipsで自己流の売買ルールを構築してはみたものの、やはり結果を出せない。彼は大負けをしたわけではない、がトレーダーとして華を咲かせられない状態。 いつものように、 『完全に売買ルールを守り切ってトレードしてきたと自信を持って言えるのか?』 とTくんに尋ねると、 『そんなことはありません。』 と答えた。 想像通りだ。 入っておけば爆益になるエントリーチャンスにビビって反応できなかった。 ルール上は利益確定の場面だが、ポジションに期待して持ちっぱなしにしたら含み益を飛ばしてしまった。 直近の損切りを穴埋めするためにチキン利食いしたら、その後に思惑方向に大きく動いていった。 こんな感じで、初心者トレーダーがやりがちなミスはひと通り経験してきたようだ。期待値の高い売買ルールが必要なのは分かっているが、トレードにおいては自分のメンタルのほうがよっぽど重要性が高い。それを身を持って経験し、分かっているとのこと。 それを聞いたのでコンサルを始める前に話しておいた。 売買ルールは釣具、相場観(環境認識)とは釣場のポイント選び 相場にマシュマロのような甘い夢を見ている「メローちゃん」には大変申し訳ないが、俺の売買ルールは絶対ではない。聖杯(必ず勝てる)ではないんだ。そして世の中には聖杯となる売買手法は存在しない。そんなものがあると信じて探し続ける残念な奴も多い。それは『サンタクロースは実在する』と信じる幼い子供と同じ思考だ。いつまでも相場に夢を見たければ、それでもいいい。 気持ちよく相場に殺されろ(笑) まず、売買ルールとは釣具に相当すると思えばいい。だから売買ルールのテキスト(教科書)は釣具の取り扱い説明書くらいに思っておけばいい。そして相場観(環境認識)っていうのは釣場のポイント選びに相当すると考えてくれ。また世の中にはDAIWAやSHIMANO、PENNやABUなど、いろんな釣具メーカーがある。特定の釣具でないと魚が釣れないなんてことはない。どの釣具にも長所や短所があり、また釣師側からすれば『好き、嫌い』などの個人的な嗜好がある。 でもさ、本当に魚を釣りたいなら、 魚が居るところで糸を垂れなさい! でなければどんなに高価な釣具を使ったって魚は釣れない! だから釣場のポイント選びは非常に重要となる。 売買ルールも同様で、俺の売買ルールでなければ勝てないってことはない。もちろん俺の売買ルールにも欠点はある。欠点があるから損切りだってある。だが損益比率が高いからトータル収支がプラスになっているだけ。俺の売買手法は≪押し目買い・戻り売り≫を軸にしている。俺の売買手法の欠点とは、押し目や戻りだと思ったら反転の場合もエントリーサインが出てしまう。俺は自分の売買手法を熟知しているからこそ、その欠点を素直に受け入れ応用しているにすぎない。 ただし、そもそもマーケットから得る利益の源泉とは何なのか? これを理解しておかないと、仮に世界最高と言われる売買手法を駆使してもマーケットで一貫した利益を享受することはできない。アンタが買いポジションで利益を得た場合、その金は売ったトレーダーが吐き出した資金となる。また、アンタが売りポジションで利益を得た場合、その金は買ったトレーダーが吐き出した資金となる。 マーケットから得る利益の源泉とは常に、自分と反対の売買を行ったトレーダーが吐き出した資金となる。だから、過去により高い価格で売ったトレーダーがいないので歴代最高値から買っても利益は得られないし、過去により安い価格で買ったトレーダーがいないので歴代最安値から売っても利益は得られない。 2日目の過去検証の様子。トレーダーなら過去検証が大切だと知っている。だが、そもそも過去検証をどうやるのか知らないトレーダーが多い。 未熟なトレーダーのアンタは順張りトレード(トレンドフォロー)を一面的に良しとする傾向が高い。でもな、アンタが考える順張りとは、どの時間軸に対するトレンドフォローなのか理解しているか?4時間に対して順張りで撃っているつもりであっても、日足では逆張りになっていないか?日足に対して順張りで撃っているつもりであっても、週足や月足では逆張りになっていないか? 短期的は順張りのつもりでも、大局的には逆張りの概念が成立しなければマーケットから利益を抜き取ることはできない。 これは現役の専業トレーダーとして生き残ってきた俺の揺るぎない信念だ。何故なら、マーケットから得る利益の源泉とは、自分と反対の売買を行ったトレーダーが吐き出した資金だからだ。トレンドフォローを良しとする負け犬トレーダーは、短期時間軸に出来あがったトレンドを好む。 トレンドがあるってことは、既に含み益を出したトレーダーが存在することを意味する。含み益を出したトレーダーが考えることって何だ? 利食いだろ! 決済だろ? じゃ、奴らが決済したら相場はどう動くことが予想される?反転、もしくはリバウンドを起こすだろ?そういう場所で、負け犬トレーダーはトレンドフォローの新規エントリーを入れるから負けるんだ。 トレンドフォローとは、出来上がたトレンドでエントリーすることではない。 トレンドの初動でエントリーするってことだ。 トレンドの初動に乗りたければ、レンジ相場を狙え!そして、大局の時間軸で含み益を出したトレーダーが決済してくる瞬間に、その決済と同じ売買方向に対して新規エントリーを狙いなさい。 こんなことを書いたって全くチンプンカンな残念な奴が多いだろう。っていうか、これが理解できたら俺のコンサルティングは必要ないからな。今日はかなり有料となるくらいの話を書いてしまった。もうこれ以上は書かないよ。 底辺にいる99%の者は一生底辺 ドキッとしたアンタ、底辺にいるんだな(笑) 『底辺ではない、まだ崖っぷちなだけだ!』 と言い張るアンタ。 自分の今の状態を見極める簡単な方法がある。 以前、京都のコンサル生からもらった清水焼のコーヒーカップ。高級すぎて使う機会がなかったが、今回初めて使った。 アンタの周囲にいる人達を見てごらん。その人達の状態が、そのまんま今のアンタの状態だ。 朱に交われば赤くなる っていうだろ。朱色が入り混じれば赤味を帯びるように、人は付き合う人の良し悪しによって善悪どちらにも感化されるというものだ。アンタの周囲にボンクラがいるならアンタもボンクラだ。もしアンタの友達や近い知り合いに自力で這い上がった経済的成功者がいれば、アンタも成功する可能性がある。本当の話だ。 ケアンズに移住してから、俺は友達がいなくなった。というか、付き合いたいと思う人物がいない。過去には俺に『一緒にツーリングに行こう!釣りに行こう!BBQをしよう!』などと近寄ってくる者はいたけど、俺のほうから遠ざけて心理的な距離を保っている。何故なら、朱に交われば赤くなるからだ。 『金が無くても幸せだね!』 こんなことを抜け抜けとほざく奴は今の競争社会の中で闘うことから逃げているだけだ。そしてその事実を正当化するために言い訳しているだけだ。南国の自然豊かな暖かい場所に住んでいるとボケた考えの奴が多い。だからケアンズでは友達を作らない。 自分で過去検証ができるようにすることが、この2日間のコンサルティングの目的。 俺は人生を賭けて金儲けに挑む奴が好きだ!FXに限らず、ビジネスに真剣な奴が好きなんだ。「金が欲しい、成功したい」と言いながら、安月給でも安定した生活に甘んじる者は多い。そして安い思考で生きて、安モノや無料のモノに飛びつき、ただ夢を見ているだけの奴。俺はこういう奴が大嫌いだ。 こういう底辺にいる者は、他人と同じであること、他人と共感し、共有することが大切なことだと思い込んでいる。その99%の者は一生底辺から抜け出せない。周囲にいる人達が何も学ばないから、自分も学ぼうとしない。常に他人と同じであることを好み、共感し(時にみんなと一緒に批判し合い)、共有し、Comfort zoneに留まることで安心感を得ている。 底辺から抜け出すことができる1%の者は、他人と同じであることを許容せず、他人と違うことをやる。底辺にいる者とは心理的距離を保ち、決して行動を共にしない。そして徹底的に学ぶ。 Tくん、君にはそこそこの相場歴があるが、順張りを軸に相場を勉強してきたと言っていたよな。順張りを完全否定するという意味ではないが、おそらく君はその他の大勢が買っている時に買い、その他の大勢が売っている時に売ってきたと思う。でもそれは、他人と同じであることを許容したトレードだとも言える。おそらく、それが今まで君が勝ち切れなかった原因だろう。 その相場観を捨てろ! 相場で勝ちたかったら寂しい方向へ向かえ! 他人と同じであることを許容するな! 過去検証をやればやるほど実力がUPする。練習なしで本番で勝てる者などいない。 コンサル中に俺が話したことは、 今まで君が相場について学んできたこととは全く違うだろう。 たとえ違和感があっても俺の話を受け入れろ! それが一番の近道だから。 自分で訳してみな It ain’t the 99% who’s not putting in the relentless hard work that I care about. It’s the 1% who is. — Dwayne The Rock Johnson 過去検証ではまあまあ難儀したな。日本に戻ったらしっかりやれよ! さ、コンサルが終わったので、何か美味いモノでも食いに行こう! 馴染みのシーフードレストラン ビールのつまみに生ガキ これまたビールのつまみ、calamari(イカのフライ) Tくんが注文したモクテル。ベリー系で美味かったらしい。 シーフードパスタ。ここのホワイトソースはケアンズ壱だと思う。 本日のシェフのおススメ、サーモン。 以下のページには、コンサルティング中に収録した動画を保存しています。 個別の認証パスワードを入力してご覧ください。 オンラインFXコンサルティング パスワードを入力 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it FXパーソナルコンサルティング 2018年12月17日(月)~28日(金…前の記事 2018年12月度の成績次の記事
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