2019年1月5日(土)~6日(日)のコンサルティング終了 2019.01.6 とりあえずブログランキングのクリックをよろしく! 2019年最初のコンサルティングが終わった。 今週は福岡市在住の派遣社員、Mくんが受講した。Mくんは1973年生まれで俺と同級生だった。歳の差婚で若い奥さんと可愛い息子さんまでいるそうだ。相場歴としては最初に株を2年ほど取引。株の学校にも通ったそうだが、売買ルールを守ることができず、資金を飛ばして撤退。そのあとFXに転向し、いくつかの商材にも手を出したが全く歯が立たなかったそうだ。まぁ、よくある話だが… 『せっかく株の学校にまで通ったのに、なぜ売買ルールを守らなかったの?少なくとも、教えてくれるのはプロのトレーダーなんだろ?』 と訊くと、 『売買ルールを破ってでも一定の額まで資金を増やしたかった。』 とMくんは答えた。売買ルールを守らないのなら、そもそも売買ルールなど必要ないし、株の学校に通う必要もない。そんな思考ではトレードなどやらないほうがいいし、トレードをやってはいけないレベルと言える。 『株の学校は悪くない。全部、アンタに問題がある。俺んとこに来て売買ルールを守らないのであれば時間とカネの無駄になるから来ないほうがいい。やるかやらないか、それはアンタの問題だ。それを理解した上でケアンズにおいで。それと、今までの相場の知識は必要ないから全部捨てておいで。「私はこう思いますが?」っていう質問をすんなよ!俺、勝てない奴に興味がないから。』 コンサル前に、LINE電話で失礼を承知で言っておいた。 土日の俺はFXコンサルタントをやっているが、普段の俺は現役のFXトレーダーだ。決して義務教育の先生ではないので、教えを守らない奴に押し付けたりはしない。残念な奴だと一瞬だけ思い、いずれ記憶から消えていく。俺の売買手法は俺の為に作った。他人の為じゃない。それを分かった上でケアンズに俺のコンサルを受講しに来るんだろ? こっちが一生懸命に教えたところで売買ルールを守らないんだろ? 俺の立場から言わせれば教えるのがアホらしい。 ポジションと同じだよ。 期待しない コンサル生に期待しないから、検証をやり切って実弾トレードで結果を出すようになったトレーダーが出てくると無性に嬉しい。 『コンサルの時はイマイチだと思ったけど、やればできるじゃん!さっさと会社なんか辞めちゃって専業になった方が儲かるぞ!』 って口には出さないが心の中で思ってる。 うちの会社のエスプレッソマシーン。美味しいコーヒーが作れるぞ! 最近、ラテ・マキアートにハマる。生ビールみたいな柔らかい泡! 兼業でも筋の良いトレーダーは何人かいる。でも彼らに『専業になれよ!』とは言わない。安定した収入がある上でトレードするのとそうでないのとではプレッシャーの度合いが全く違う。だから軽はずみに言えない。 『私はサラリーマンの身分ですが、コンサルを受ければ勝てるようになりますか?』っていう問い合わせメールには返事も書かない。返信するだけ無駄だから。この手の問い合わせっていうのは、『今エントリーしたら勝てますか?』っていう質問と同類であり、失敗することなく確実な結果が得られる答えを求めている。 いったい相場の何処に確実性があるんだwww あるのは確率だ! あー、アホらしい。 重要なのは個々のトレード結果ではない。 勝ち負けがランダムに分布した上で、 トータルの成績がどうなるかだ。 売買手法云々より、そのサラリーマン思考を変えるほうが先だ。サラリーマン思考っていうのは、何のリスクも取らず、お金だけをください!っていう思考だ。起業家とかトレーダーっていうのは、幾ら出したら幾らにして回収できるか?ってことを考えるもの。金を産んでくれるものに投資して金を稼ぐっていう感覚が必要なんだ。資本主義っていうのは、何も出さない奴には何も入ってこないようになっているのだ。 今は勝てなくても、しっかりと強い軸を持っている人間に俺は興味がある。ペラペラと決意表明ばかりする奴より、物静かで素直な人のほうがトレーダーとして強い何かを持ってるような気がする。毎日変化する相場環境に対し、強さではなく柳のようなしなやかさで対応し、努力より改善とか工夫を好み、折れない心を持っている。そして金ではなく、トレード技術の向上に執着できる人。 実際に専業トレーダーとして結果を出しているコンサル生に共通することは、 素直であり、謙虚である これしかない。乾いたスポンジのように素直に ≪教え≫ を吸収した人だ。そして自分の弱さを認め、受け入れ、改善できる人だ。 俺は聖人君子じゃない。泥水まで啜って生き延びてきた汚れ者だ。だが受けた仕事だけはきっちりやり遂げる!というプライドだけはあるので、コンサルティングに手を抜かない。ちゃんと全てを教える。いい加減なことはしない。だから、せっかくケアンズまで来るんなら、全てを受け入れる準備だけはしておいてくれ。 今までアンタが勝てなかった相場観など俺に話さなくていい。 違和感を感じたとしても俺の話を受け入れろ! 無駄な話などしない、一直線に勝つ方法を教えてやる! マーケットを動かしているのは人間の欲や希望、そして恐怖だ。 インジケーターではない。 ローソク足から世界中のトレーダーの思惑を読み取れ! インジケーターにこだわるな! リバモアの本にも書いてあったが、マーケットは変わらない、変わるのはその顔ぶれだ。今年も多くの素人がマーケットに夢を見て参加し、そのほとんどが絶望してマーケットを去っていく。そしてまた新たな素人がマーケットに参加してくる。毎年、その繰り返しだ。 だが俺の売買手法はこれから先もずっと変わらない。勝てることが分かっているから変える必要がない。むしろ月日が経つほど俺の相場観が磨かれ、トレードの精度が上がっていくのを感じる。ローソク足から大衆心理を読み取ることができれば、いつだってマーケットから金を稼ぐことができる。 短期的には順張りのつもりであっても、大局的には逆張りの概念が成立しなければマーケットから利益を抜き取ることができない この意味が理解できるようになった時、きっと覚醒できる。 相場で勝ちたいのであれば 孤独の方向へ向かえ 大衆に逆らえ コンサル2日目の過去検証の様子 コンサル2日目の過去検証の様子 コンサル2日目の過去検証の様子 コーヒーでも飲みながらやってくれ! 最近は、Villeroy & Boch の食器がお気に入り コンサル前の話を聞いていると、ちょっとMくんでは厳しいかなと正直思った。でもコンサルをやってみて、2日目の小テストの感じだと逆指値の置き方など良かったよ。素直に ≪教え≫ を受け入れていると感じた。自分では記憶力が悪い!と言っていたが、そうでもないと思うよ。 過去検証の感じも悪くない。この2日間のコンサルティングの最大の目的は、自分で過去検証ができる状態にすること。それさえできれば売買ルールを覚えられるし、ルールに合致する様々なチャートパターンを研究できる。その検証結果で統計を出せば売買手法の理論的確率を弾き出すことができる。その確率を事前に知った状態で実弾トレードに臨めば、 『この手法を使い続けて勝てるようになるのか?』 という不安な気持ちが少なくなる。 あとは実弾トレードで売買ルール通りにトレードを実行するだけのトレードスキルを身に着けているかどうかの問題。この段階では自分自身の性格やメンタルの状態に気を配らなければならない。トレーダーというのは想像以上にメンタルの影響を受ける。メンタルが弱い者は売買ルール通りにトレードを実行することができない傾向にある。それらを実戦で少しずつ微調整し、次第に成績が良くなっていくもんだ。 Mくん、今はあーだのこーだの能書きを言わず、とにかく今は売買ルールの習得に全力を尽くしてみてくれ。これで駄目なら相場を諦めるつもりでやってみな。一回くらい、人生でこれ以上ないっていうくらい打ち込むんだ。FXにはそれだけの価値があるから。 じゃ、コンサルも終わったことだし、何か美味いモノでも食いに行こう! 馴染みのシーフード・レストランにて 前菜の生ガキ これまた前菜のイカフライ シーフードグラタン Eye Fillet ピンボケだね😢 以下のページには、コンサルティング中に収録した動画を保存しています。 個別の認証パスワードを入力してご覧ください。 オンラインFXコンサルティング パスワードを入力 Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it FXパーソナルコンサルティング 2018年12月7日(金)のトレード 米…前の記事 2018年12月10日(月)のトレード次の記事
COMMENTS