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まず大前提としての話を書く。
勝ちトレードから得る利益とは何処からきているのか?
FX業者がくれるものなのか?日本の呑み業者を利用している素人さんにとっては、確かにそれは当たっている。
でもな、インターバンクで勝負しているFXトレーダーについては当てはまらない。ここから先は、あくまでインターバンクのECN口座で取引していることを前提に書いてみる。
勝ちトレードから得る利益とは、自分と反対ポジションを立てたトレーダーが吐き出した資金だ。これは何年経っても変わらない相場の原理原則となる。
俺はいつも、FXトレードはハンティング(狩り)だと思っている。
例えば、森の中で鹿をハンティングしたとする。その際、性能の良い猟銃と銃弾が必要になるだろう。そして必ず、獲物となる鹿が生息する森に出かけるはずだ。
どれほど性能の良い猟銃を持っていても、獲物がいなければ狩りは成功しない。
当たり前のことだよな。
では、ハンティング(狩り)をFXトレードに置き換えて考えてみる。
この場合、
猟銃 ⇒ 売買手法
銃弾 ⇒ トレード資金
獲物 ⇒ 自分と反対ポジションを立てたトレーダー
ということになる。
優位性の高い売買手法が無ければトレードは成功しないし、
トレード資金が無ければトレードはできないし、
自分と反対ポジションを立てたトレーダーがいなければ、
相場から利益を得ることはできない。
そういうことになるよな。
世の中のヘタレトレーダーっていうのは、
良い売買手法があれば勝てると思い込んでいる。
どんな時でも利益を上げられる売買手法、
そんな聖杯が存在すると思っている。
これは、
性能の良い猟銃さえあれば、
場所を選ばずいつでも獲物を仕留めることができる!
という意味と全く同じだ。
それが間違っていることに気付いたのであれば、
それはそれでトレーダーとしての進歩だと思うが、
永遠に聖杯を探し続ける残念なトレーダーがたくさんいる。
猟銃 ⇒ 売買手法
銃弾 ⇒ トレード資金
獲物 ⇒ 自分と反対ポジションを立てたトレーダー
大雑把に言うと、売買手法なんて何でもいい。俺の手法じゃなくても勝てる手法なんてゴマンとあるはずだ。売買手法と相場がマッチすれば、自然に利益を抜き取れる。
最も重要なのは、獲物がいる場所を見極めること。つまり、自分と反対ポジションを立てたトレーダーが存在する相場で勝負するってこと。
もし仮に、トレーダー全員が買っているなら、俺は売りのタイミングを待つ。
短期的に下降トレンドが出来ていたら絶対に売らない。
俺は買いが溜まるのを待ってから売る。
トレーダーには3つのレベルがある。
◆ レベルゼロ
売買ルールがない、売買ルールを覚えられない、売買ルールを守れない。まず、トレードなどやってはいけないレベルだ。
◆ レベル①
売買ルールに合致したら全てエントリーする。完璧に売買ルールを覚え、一貫して売買ルール通りにトレードすることができるレベル。高い損益比率の売買手法であればトータルで利益を出せるが、損切りも多く勝率が低い。
◆ レベル②
環境認識によって得られた売買方向に合致したルールでエントリーする。月足や週足、日足などの長期時間軸で相場環境を認識し、損益比率の高い売買方向を見極める相場観に長けている。長年に渡って相場で生き抜く為には、このレベルを目指すしかない。
釣りをするなら魚がいる場所で釣りをする。
商売するならお客さんがいる場所で商売する。
全部、同じだ。
どうせ狩りをするなら獲物がいる場所で狩りをしよう!獲物がいないのであれば、獲物が現れるまで何もしないことが最善の策となる。限りある銃弾(トレード資金)を無駄にしてはいけない。
だから、ノートレの日があってもいいんだ。
普段の土日2日間のコンサルティングでは、売買手法(つまり猟銃の使い方)を教えている。それを繰り返し検証してもらい、俺の売買手法の理論的確率を理解できるようになれば実弾トレードの段階に入る。その段階からようやく、損益比率が高く、利益の得やすい相場の話をしている。つまり、それが獲物がいる場所の見極め方なんだ。
コンサル中やコンサル直後っていうのは、売買ルールを覚えることで精一杯になっている。損益比率が高く、利益の得やすい相場の話をしても理解できないからな。だから、俺のコンサルを受けた方はなるべく早く過去検証をやり終えて、実弾トレードをできるレベルまで這い上がってきてもらいたいもんだ。
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