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勉強熱心な君なら、クワドラントって聞くとピン!と来るんじゃないかな。
そう、世界的に有名なあのビジネス本に出てくる単語だ。
金持ち父さん貧乏父さん(ロバート・キヨサキ著)
改訂版が出たそうだ。もし読んだことがないなら、人生一度くらいは読んでおいて損はない。
クワドラント(Quadrant)とは、4等分とか4分割という意味。
世の中にはいろんなタイプのトレーダーが存在すると思うが、実はシンプルな4つに分類することができる。
まずは下記の図を見てください。
縦軸:チャンスに対する積極性
- Aggressive 積極的、攻撃的
- Passive 消極的
横軸:優位性の的の絞り具合
- Tight 優位性が小さく絞れている
- Loose 優位性が大きく絞れていない
1. Loose Aggressive
トレーダーにとって、チャンスに対してアグレッシブであることは絶対条件。リスクを恐れず果敢に挑む姿は美しいとも言えるが、優位性がルーズであると連敗を招いてしまいます。実はLoose Aggressiveは最も大きく負けてしまうトレードスタイルと言える。だが、経験を積んで優位性をタイトに絞れば、一気にトレード成績が改善する可能性があり、ダイヤの原石とも考えられる。昔の私はこのクワドラントに属していた。
2. Tight Aggressive
優位性をタイトに絞り、尚且つ、チャンスに対してアグレッシブに攻めるトレードスタイル。タイト・アグレッシブなトレーダーは損失を最小限に抑え、大きく利益を抜き取ることができる。すべての上級トレーダーはタイト・アグレッシブに収束していく。
3. Loose Passive
チャンスに対して消極的で、更に優位性がルーズなトレードスタイル。ほぼ勝てる見込みはないが、負ける額も少ないだろう。極端にエントリー回数が少なく、相場に参加する意味を疑うレベル。
4. Tight Passive
優位性はタイトに絞っているが、プロスペクト理論に縛られており、利益を得ることより損失を全面回避しようとする心理が働いている状態。エントリー恐怖症またはイップスのような状態で、絶好のチャンスが来ても躊躇してエントリーできない。結果的に機会損失が多くなる。トレーダーの成長過程において誰もが経験することであろう。じっくりと自分自身と向き合い、チャンスに対してアグレッシブになれば、一気にトレード成績が改善する可能性がある。
アナタはどのクワドラントに属するトレーダーですか?もう、目指すべきクワドラントが何処だか分かってるよね。自分のクワドラントが明確に理解できたら、どう改善していくべきか、脳が千切れるほど考えるべきです。
3mのハードルを飛び越える必要はない。30cmのハードルを確実に飛び越えればいい。
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