相場師は孤独を愛す 2018.08.28 手法や考え方 とりあえずブログランキングのクリックをよろしく! エントリーする際に考えておくべき重要なことがある。 買いには、新規の買いと売りポジションの買い戻しがある。 売りには、新規の売りと買いポジションの決済売りがある。 仮に、日足に強い上昇トレンドが出ているとする。 そのトレンドは新規の買い注文だけで形成されているものなのだろうか? 本当は月足や週足が暴落してオーバーシュートした後のリバウンドではないか?つまり、既に売られたポジションの買い戻しによって、日足レベルでは強い上昇トレンドに見えている可能性が十分にある。そこに新規の買い注文も混じってくるものなんだ。 一面的にトレンドフォローを良しと考えるトレーダーは多い。多くの投資関連書籍やFXブログで『トレンドに乗りなさい!』と教えているから。でも素人がイメージするトレンドフォローでは一貫した勝ちを収めることができない。 こういう奴は、 〇〇交流会 〇〇オフ会 ってものが好きだろうと想像する。 みんなと一緒、多数と同じであることで安心感を感じるレベルのヤツ。 いいか、トレンドがあるということは、既に含み益を出したトレーダーが存在することを意味する。含み益を出したトレーダーは利食い、つまり決済を考えている。彼らが決済するとトレンドの勢いは失速するよな。 もし自分が含み益のポジションを持っていたら決済を考えるはずなのに、ポジションを持っていなかったら新規エントリーを狙うのは売買方向が矛盾してないか? 素人のトレンドフォローとプロのトレンドフォローでは根本的にエントリーの質が違う。素人にとっては『まさかそんなところで!』と恐怖を感じるところがプロのエントリーポイントになる。 相場で勝てる奴は、常に孤独の中に身を投じることができる奴だ。 相場師は孤独を愛す ってことだ。 月足や週足を見ないっていうトレーダーは多い。こないだも素人のボクちゃんから月足や週足の値動きはオカルトに感じるとメールが来た。めんどくさいので適当に、相場に関わらないほうがいいぞ!っていう主旨の返事をしておいた ( ^^) _U~~ 買いポジションで得る利益の源泉とは、 売ったトレーダーが吐き出した資金だ。 つまり自分は上昇トレンドを狙っているつもりでも、もっと大きな相場に焦点を合わせると逆張りの概念が成立しなければ相場から利益を得ることはできない。この逆張りの概念がどの時間軸で成立しているかを調べる。 それが環境認識だ。 自分が買い注文を入れようとする前に、 既に売ったトレーダーがいるかどうかを考えた方がいいぞ。 それがどの時間軸で機能するかを考えるんだ。 自分目線ではなく、他のトレーダーになったつもりでチャートを見ろ。 大衆心理を掴むコツは、 含み益を出したトレーダーは利食いたい(決済したい)と考えている。 それを利用することだ! 自分以外のトレーダーが利食いの決済を入れてくる可能性がある節目では、 その決済が行われる売買方向と同じ方向の新規注文を狙え!ってことだ。 物事を一面的に捉えるのではなく、 最低でも二面的に捉えて裏側まで考えてみろ。 弱いトレーダーはチャートの右端を見て陽線が出れば買い、陰線が出れば売る。 だから勝てない。 せいぜいスキャルレベルで勝っただの負けただの、小商いのオンパレード。 強いトレーダーは違う。 チャートの左側を見ている。 より大きな時間軸の左側を。 自分の獲物を理解しているから、 チャートの右端は最後の最後まで見る必要がない。 チャートの左側で自分に利益をもたらしてくれる獲物を探すんだ。 チャート監視の基本は、 ※1フロー状態で大きな時間軸を分析し、大まかな売買方向を定めておく。その売買方向に合致するエントリーサインの前兆が出たら、より小さな時間軸を見て逆指値の選定作業に入る。この瞬間、一気に※2ゾーン状態に入る。それからはもう周りの音は聞こえない。 俺が普段、どういう視線の使い方でチャートを見ているかをまとめてみた。興味のあるコンサル生は、いつものパスワードを入力してダウンロードするといい。できれば印刷して、自分のディーリングデスク周辺に置いて常に意識できるようにしておくといいだろう。 ※1フロー状態とは、没頭している状態。 ※2ゾーン状態とは、『フロー』状態から一時的に発生する極限の集中状態。 このページはコンサルティング受講生のみ閲覧可能なページです。 認証パスワードを入力してご覧ください。 オンラインFXコンサルティング パスワードを入力 Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it FX, 手法や考え方 コメント: 0 2018年8月7日(火)のトレード前の記事 2018年8月8日(水)のトレード次の記事
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