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2017年7月度の成績
21勝 20敗 勝率 51.2% 合計 +2,519.4pips
(2017年1月より全通貨ペアを100Lotsに固定して取引)
平均利益幅 +127.8pips
平均損切幅 -8.2pips
損益比率 15.5:1
FXにおいて高勝率と高収益はイコールではない。
これは専業トレーダーである俺の信念。その理由をブログ上で述べたところで理解できない人が多いだろう。俺は決して【相場の未来を読める人】ではないが、エントリー前からチャートのプロセスがイメージとして湧いてくる。エントリーしてみてイメージと違えばサッと切り、イメージ通りなら走らせる。言葉にすれば簡単に思えるだろうが、これができるようになるまで何年もの月日を要する。
7月24日のトレードで、自分の判断ミスで9万ドルほどの含み益を飛ばしてしまい、頭にきて手に持っていたiPhoneを思わずブン投げてしまった。すぐに嫁さんが新しいiPhoneを買い直してくれたけど、連絡先が全部消えたよ。どうせならマウスをブン投げりゃ良かった。そういう問題でもないけど。
嫁さん曰く、
『どうしようもない男だね。』
所詮、俺はモノにあたる程度の人間であり、完全に感情を排除してトレードなどしていない。通常の損切りには何も感じない(損切りには慣れている)が、利食えたはずの含み益を飛ばしたら無性に腹が立つ。相場に期待しないって決めてるのに、淡い期待をしてしまった自分の甘さを許せない。
『思考は現実化する』
っていうナポレオン・ヒルの有名な言葉。
目標の達成をイメージすることは大切だが、結果を出せない人がよくやる間違いとして、未来の成功や結果だけを想像してプロセスのイメージができていない。テレビで見るようなセレブ暮らしや、高級車を乗り回すことしか考えられないワケだ。
トレーダーに必要なことは、相場の学びに集中して取り組んでいる状態のイメージであり、その学びの成果としてチャートのプロセスがイメージとして湧いてくること。その結果がゼニになるだけであって、プロセスを飛ばしたら結果はついてこない。
勝っているトレーダーはどんな様子でトレードしているか知ってる?ずっとチャートを見てエントリーチャンスを狙い、持っているポジションをどうコントロールするかじっと考えている。傍から見れば暇してるようであり、修行僧のようなもんだ。俺のトレードスタイルなんてマジで地味だし、しゅっちゅうモニターに向かって独り言をしている。
『引き寄せの法則』
ってのがあるが、
これはナポレオン・ヒルの言葉の表現を変えたようなもので、本質的に『思考は現実化する』と意味することは同じ。人間は明確にイメージできるものしか引き寄せられない。そしてイメージすべきなのは結果ではなく、プロセスだ。
小僧の頃から減点法で教育を受け、無謀な挑戦をして失敗することがマイナスだと植え付けられて生きてきた俺たち。大人になったら失敗しない社会人が優秀だと思い込んでいるアナタ。その安定思考こそがトレーダーにとって最大の欠点となる。トレーダーに必要なのは失敗と共に成長しようとする確率思考だ。このエクセルシートはアナタの安定思考を確率思考に変えるきっかけになるかもしれない。
たまにおススメの投資本は何ですか?って質問されることがある。俺はテクニカル系の投資本は一切役に立たなかったタチが、故マーク・ダグラスの『ゾーン』はとても参考になった。そして、この本のオーディオブックも買った。ちょっと言い回しがくどくて同じようなことを何度も言っているところもあるが、トレーダーとして成長するために必要不可欠な本質を突いている本だ。
メラビアンの法則ってのがあって、人は
目からの印象・・・・55%
耳からの印象・・・・38%
話の内容・・・・・・7%
の割合で情報処理をするらしい。だから良質な書籍はオーディオブックを併用することをお勧めする。和訳が粗いっていう感想も多いが、和訳の粗を指摘するなら英語版の洋書を読めばいい、読めるもんなら。そもそも英語と日本語は異なる言語。著者の意に沿って直訳するとどうしても変な日本語になる。日本人が書いた本ではないので、どうしようもないと割り切って読んだほうがいい。
最近、このゾーンの続編が出たらしい。
俺はまだ読んでないが、もしかしたらゾーンの内容の言い方を変えただけのものかもしれない。それでも故マーク・ダグラスの最後の著書なら記念に手元に置いておきたい本だ。
2017年の年間成績
142勝 155敗 勝率 47.8% 合計 +17,768.0pips
平均利益幅 +133.4pips
平均損切幅 -7.6pips
損益比率 17.6:1
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