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2017年6月度の成績
16勝 16敗 勝率 50.0% 合計 +1,860.9pips
(2017年1月より全通貨ペアを100Lotsに固定して取引)
平均利益幅 +124.1pips
平均損切幅 -7.8pips
損益比率 15.9:1
5月に含み益を飛ばしまくったので、6月は比較的慎重に利食うように意識してみた。ただし6/26(第5週月曜日)のGBPJPYとEURJPYはそれぞれ+500pipsを超えるキレイなトレンドだったにも関わらず、早く利食ってしまった。こういうのもまぁ、相場だね。引っ張っりすぎてポジションを飛ばすとか、そこそこで利食った後にブッ飛んでいくとか、そんなもんしょっちゅうあることなので気にしてもしょうがない。以前、最適な利食いができるよう考えまくって分割決済なんかもやってみたが、結局はトータルの収益が落ちるだけだった。複数通貨ペア同時多発エントリーや、複数通貨ペアで更に追撃なんてことを普段やっているのに、そこへ分割決済なんて取り入れたら判断しなければならないことが多すぎてポジションのコントロールができなくなった。
なるべくシンプルにトレードをして、ダメなものはダメだと諦めるようにした。粘り強さは絶対的に大事だと思うけど、あっさりと諦めることも相場では必要だと思うんだ。損切りをウジウジ悩んだり悔んだりしても意味がない。そういうことはあっさり割り切って次を狙えばいい。本来、利益を得られたはずの場面でエントリーしないほうが悪となる。高い損益比率のトレードをしていると実損より機会損失のほうがダメージが大きい。
ルールに合致していても損切りになりやすい相場環境ってのは必ずあるもの。これに気付くためには数をこなすしかない。リアルトレードでは膨大な時間と金が要るからバックテストしてチャートの形から覚えるほうがいい。フォレックステスターのような検証ソフトを使ったって無理だ。半裁量トレードのメリットはルールに合致していても損切りになりやすい相場でのエントリーをスルーできること。そうやって損益比率を維持しながら少しずつ勝率を上げるようにしていく。
エントリーの基本は記憶力だ。チャートの形を覚えなきゃ効率的なエントリーはできない。俺だって、それができるようになるまで何年もかかった。効率を追求したつもりでチャートの良いとこ取りだけの検証や検証ソフトを使っても意味がない。俺がやってきた検証のスタイルは非効率で遠回りだと思われるかもしれない。しかし、これが一番の近道だったんだ。こうして出した確率が、俺の手法の自信となり、ルール通りにエントリーができる状態を産み出してくれた。
相場の経験が長く知識が豊富で効率的な取引ルールを知っていても、ルール通りにエントリーできないアンタ。相場において【知っていること】と【できること】は全くの別物だ。いくらアンタが上辺だけ【知っている人】であっても、本質的な蓄積がなければ【できる人】にはなれない。
その過程には近道がない。
スポーツのような反復練習をして、体が反応できる状態を作り出すことが大事なんだよ。究極的に頭で考えてどうにかなるもんじゃないから。俺よりもインジケータや相場の知識に詳しい奴は大勢いるはず。でもそういう奴に限って勝てないもんさ。相場は考えてもどうにもならない世界だっていう証拠だ。
2017年の年間成績
121勝 135敗 勝率 47.3% 合計 +15,248.6pips
平均利益幅 +134.4pips
平均損切幅 -7.5pips
損益比率 17.9:1
アナタが買った時に利益を得る場合、それは売ったトレーダーが吐き出した資金をアナタが得る、ということを意味します。反対に、アナタが売った時に利益を得る場合、それは買ったトレーダーが吐き出した資金をアナタが得る、ということを意味します。
また、アナタがトレードで負けて資金を吐き出した場合は、アナタと反対の売買を行ったトレーダーが利益を得ることを意味します。
これは、永遠に変わらない相場の原理原則です。
短期的には順張りのつもりであっても、更に上の次元で逆張りの概念が成立していなければ、マーケットから利益を抜き取ることができません。
いくらルールに合致したとしても、歴代最高値から買っても意味がないし、歴代最安値から売っても意味がありません!自分に利益をもたらしてくれる反対ポジションのトレーダーの存在が必要だからです。
これで、レンジ相場の時は逆張りの手法が機能しやすい理由が分りますよね。また、トレンド相場の時は短期的に順張りの手法が機能しますが、もっと大きな次元(例えば月足)に対しては逆張りになっているはず。
この意味が理解できれば、大きな利幅を抜き取ることができるトレーダーに変われる可能性があるでしょう。
Think like another traders.
別のトレーダーのように考えろ!
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