トレード中に何となく感じる『不安』や『恐れ』の正体とは?

ヘタレトレーダーであろうが、利益を出せるプロトレーダーであろうが、
みんな相場の判断を間違うことはある。だから平等に『損切り』は付きモノとなる。

俺だって本質的に損切りは嫌だけど、現役FXトレーダーとして生き残っているのは、
上手に損切りしてきたからだ、ということも理解している。

今の俺にとって損切りした時の感情はこうだ。

  • 思いっきり相場を読み間違えていたから、この程度の損失で済んで良かった(笑)
  • やっぱりこういう場合は損切りになるんだな、いい授業料だった(笑)
  • ほんの少しSLをオーバーシュートして損切り直後に思惑方向へブッ飛んだけど、俺の相場観は間違っていなかった。今回は少しツキがなかっただけ。この調子でエントリーを流し込んでいたら、いずれ太い利益チャンスが来るぞ(笑)

実は、損切りに対してさほどネガティブな感情は持っていない。

俺にとって利食いと損切りは共に単なる決済であって、ポジションの決着がついたということにおいては同じ意味だ。それはコインの表と裏が出るのと同じように、ランダムに勝ち負けが分布しているだけ。

大事なことは、自分の売買ルールを一貫して守っているかどうか。ヘタな先入観でチャートを見立てているときほど調子が落ちるものだ。

以前のブログの記事に書いたが、潜在意識の重要な任務のひとつに、『現状を維持させる』ってのがある。
http://shairax.blog.jp/archives/6915135.html

つまり、

負け組トレーダーには負け組トレーダーであるように潜在意識の現状維持プログラムが働くし、

勝ち組トレーダーには勝ち組トレーダーであるように潜在意識の現状維持プログラムが働くようになっている。

勝ち組が勝ち組であることと、負け組が負け組であることは、潜在意識にとっては同じこと。単に『現状維持プログラム』の結果なんだ。

その証拠がある。

ルールに合致するチャンスがきたら、

未熟なトレーダーは、何となくソワソワしてエントリーに躊躇(ためら)ってしまう。

熟練トレーダーは、迷わずエントリーする。

結果的にそのチャンスが損切りになった場合、

未熟なトレーダーは、『やはりエントリーしなくて良かった。自分の相場観は正しかった。』

熟練トレーダーは、『今回はツキがなかっただけ。それでもルール通りにトレードしたのでOK。』

結果的にそのチャンスが利食いになった場合、

未熟なトレーダーは、『やはりエントリーしておけばよかった。』

熟練トレーダーは、『今回は運が良かっただけ。』

と感じることだろう。

未熟なトレーダーは、相場に絶好のエントリーチャンスが来た際に、何となく『不安』や『恐れ』を感じている。

前述したとおり、潜在意識の現状維持プログラムが機能しているんだ。

つまり、脳(潜在意識)は本質的に大きな変化を苦手としているので、『不安』とか『恐れ』という感情を何となく感じさせてあなたの行動を抑制しているのである。

逆説的にいうと『不安』や『恐れ』を感じるものは、自分に大きな変化を与えることであると言える。

『不安』や『恐れ』は大きな変化から自分自身を守るための、現状維持プログラムの結果なのだ。

しかし、それと共に『不安』や『恐れ』は自分が成長することを知らせるチャンスであると心に留めておくべきだろう。

ちなみに俺の過去の人生において、潜在意識の現状維持プログラムが強く働いた瞬間があることをハッキリ覚えている。

それは、

  • 30歳の時、当時社内最年少の支店長として勤めていた会社を辞めて起業した。この時が人生で一番『潜在意識の現状維持プログラム』が働いていたと思う。飼い犬暮らしから野良犬として生きていく過程では、想像を絶する『恐れ』や『不安』を感じたものだ。
  • 自分のビジネスを売却して兼業トレーダーから専業トレーダーになった。更に40歳でケアンズへの海外移住をしたこと。脱サラの時に強烈な『潜在意識の現状維持プログラム』を体験していたので、さほどでもなかったが高揚感は確かにあった。でも何故か、俺なら何とかするだろうという根拠のない自信があった。(笑)
  • 2016年11月9日 米国大統領選開票日に大規模なスキャルピングを仕掛け、人生で初めて一日で100万ドル以上の利益を上げた。あの時は『危険すぎる!』という心の声と『俺のスキルなら乗り越えられる』という心の声が聞こえたような気がした。

そしてワンショット当たりの平均損切り額が1万ドル前後になった今は、バンバン損切りしてまっせ(笑)

俺がおススメする『不安』や『恐れ』を克服する方法は下記のふたつ。

  • 行動した結果、最悪の結果が出たと想像してみる。それが再起できる程度の失敗であれば挑戦してみてもいいのでは?という発想が生まれる。挑戦しなければ『失敗』はないが『成功』もないからね。
  • 『不安』や『恐れ』の対象に思い切って飛び込んでみる。失敗することは多々あるが、成功することもたくさんある。今の俺が専業トレーダーとして生き残っているのは、『不安』や『恐れ』に飛び込んできたからだ。

こうして『不安』や『恐れ』に飛び込んで失敗しながらも、意外と何とかなるもんだという実感を持つようになってくる。そして潜在意識の現状維持プログラムが少しずつ『上書き』されて、『不安』や『恐れ』を感じる瞬間は『チャンス』だと認識できるようになってくる。

自己啓発の世界で有名なあるトレーナーは、

『恐怖心をなくす最善の方法は行動です。行動は恐怖を治療し、自信を植え付けてくれます。』

と言っている。

結局、『不安』や『恐れ』とは実態があるものではなく、自分の中で勝手に作り出したイメージだ。

未体験なこと、または過去の失敗や嫌な思い出の再来を想像して作られたものに過ぎない。

つまり『不安』や『恐れ』の正体とは、頭の中で生み出された『幻想』だ。

頭の中だけに存在する『不安』や『恐れ』の感情は、いざ行動して目の前の世界が変わると一瞬にして消えてしまう。

『不安』や『恐れ』の感情は、潜在意識の現状維持プログラムが機能しているだけで、あなたが弱い人間であることを意味するものではない。

むしろ『不安』や『恐れ』を感じるだけ『正常な脳機能』を持っており、行動することによって『潜在意識のプログラムを上書き』することができる。

『不安』や『恐れ』を感じないってことは、サイコパスである可能性がある。いわゆる精神病質者のことだ。他者に冷淡で共感しないという特徴もある。重大な犯罪を犯す者に見られる精神疾患であるが、常に非情な決断を下さなければならない大企業のCEOや法廷弁護士、外科医、そして一国を率いる各国の大統領や首相という職種につく者にもサイコパスである可能性が高いと言われる。

サイコパスである確率は全人口の1%くらいだと言われるので、俺もあなたもサイコパスである可能性は低いはず。だって『不安』や『恐れ』を感じるんだろ?トレーダーというリスキーな職業だからといってサイコパスである必要はない。自分が行動することによって潜在意識(脳)のプログラムを上書きすることができるからだ。

さあ、今日からやってごらん。

『不安』や『恐れ』を感じたときは、それを感じた自分を否定せずに素直に受け入れるんだ。トレード中に何となく『不安』や『恐れ』を感じる理由は、潜在意識の現状維持プログラムが機能し、アナタがトレーダーとして成功しないように行動を抑制しようとしているからだ。

だからこそ『不安』や『恐れ』を感じたときは、あなたにとってチャンスの時だ。

自分を信じて飛び込んでみなよ。

行動して潜在意識(脳)の現状維持プログラムを上書きしよう!

新しい扉を蹴飛ばしてブチ破っちゃえ!

その先に、新たなキミが待ってるぞ!

Fear is just an illusion.(Michael Jordan)

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